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「自分らしく自由に働くひと」Part.02

現在、国内のフリーランス人口は1000万人を超えたと言われている。
職種はさまざまで、デザイナー、フォトグラファー、ライター、美容師、陶芸家...などなど。
彼らが「どんな場所」で「どんな働き方」をしているのかを追ってみました。

2018.8.23

#インタビュー #自分らしく自由に働くひと

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\ 今回PIC UPしたひと /
 フォトグラファー 日高奈々子さん

東京都出身。2011年、26歳の時にカメラを勉強するためStudio Sarrutに所属し、永田雅裕氏に師事。2013年にカメラマンとしての活動をスタートし、現在は雑誌、広告、WEBの撮影など幅広く活動中。

仲間と一緒だから支え合って向上できる

Studio Sarrut(サリュー)は、フリーランスのフォトグラファーが集まるシェアオフィスを併設するハウススタジオ。日高奈々子さんはStudio Sarrutに所属しながら、フォトグラファーとして活動している。

「このスタジオに所属する先輩にたまたま知り合って、カメラを勉強したいということで紹介してもらったんです。」ここで知り合った先輩も後輩も、それぞれの仕事先で撮影して帰ってきて、このスタジオで自分たちの作業をしているのだという。

フォトグラファー  日高奈々子さん

もちろん、自分たちの撮影用のスタジオとしてもこの場所は頻繁に使われる。長年懇意にしているメンズファッション誌などはこのスタジオでの撮影がかなり多いのだとか。

「ほかのスタジオをレンタルすることもありますが、ここのスタジオが一番勝手が分かっているし、安心感がありますね。まさに『ホーム』という感じです。」

このスタジオに所属して良かったことは、やはり先輩や後輩のいる空間で作業ができるということ。「簡単なことでつまづいちゃったり、だらけちゃったり。ここだと先輩後輩の間柄で、分からないことがあったらすぐに聞けるんですよね。『これどうやるんですか?』と言って教えてもらったり」

フリーのフォトグラファーは家で作業すると、1人だとモチベーションを維持するのが大変だという。そういう面でも、やはりスタジオ/オフィスに人が集まることで利点があるようだ。

Studio Sarrut 写真スタジオ

「『疲れたなー今日はもうやめちゃおうかな』なんていう時に、先輩が疲れて帰ってきて、その後必死にデータ処理をやっているのを見ると『あ、自分もここで怠けちゃダメだ』みたいな気持ちになって頑張れたりします(笑)。モチベーションをもらえたり、ヒントをもらえたり。お互い気を使う部分もあるし、人がいて面倒臭いという部分もあると思うんですけど、私はそういう良い影響をもらっていると思います」

クロスするシェア空間を作る

これまでは気心の知れたスチールカメラマンのみで構成していたStudio Sarrut。今後は、カメラに関わる仕事専用のシェアオフィス&スタジオへと展開していく予定だ。レタッチャーやムービーカメラマンなど、のワーカーを中心に募集をかける。日高さんも異なる環境の人間がもたらす刺激に対して、大きな期待を寄せる。

「これまではカメラマンが複数いるといっても、身内だけだったんです。師匠が同じ永田さんで、だいたい同じ方法でやっていたり。これからは、ほかの方の全然違うやり方なども聞いてみたいし、レタッチャーさんやムービーの方など、スチールのカメラマンだけでは分からないことも教えてもらったりできるかな、と。またこちらからも何か教えてあげられたら。ギブアンドテイクのような形でできるといいですね」

フォトグラファー  日高奈々子さん

スタジオを主宰する永田雅裕さんは、既存のフォトグラファーに加えて、新たな住人が増えることで、お互いに良い効果が生まれるのではないかと考えている。

「レタッチとムービーとスチールの相互作用。一緒に作業を進められる、クロスする。幅が広げられる。というのが一番期待していることですね」

今までは離れた場所にいて、仕事を依頼するのが、これからはお互いに仕事を振ったり振られたりと、技術の交流ができるようになる。「シェア空間として展開することで、仕事仲間を増やし、また一人立ちしていってもらえるような環境を整えていきたいです」

Studio Sarrut 写真スタジオ

もともと学生時代にニューヨークに住んでいたこともある永田さん。とはいえ、ブルックリン風のBスタジオは個人の趣向で作ったというわけではない。「掲載する雑誌などの趣向に合わせて、自分たちで壁を塗ったりして、だんだんとこのような雰囲気になってきましたね」

今度増設するオフィス部分も、今あるスタジオ横の作業スペースと同様のイメージになる。パソコンやモニターの置ける作業台、ソファなど落ち着いた雰囲気のインテリアで、リラックスしながら仕事を進められそうだ。

Studio Sarrut

https://www.sarrut.com/

スタジオには、明るく広々としたキッチン付きのスタジオスペースや、女性向けの可愛らしい小物、バスタブのあるゾーン、ブルックリン風の趣あるスペースがある。今回取材した初台の他に、西新宿、名古屋にもスタジオがあり、相互に利用可能だ。

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